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「ダリは、はじめからダリだった。」曰くK女史

ダリのヒゲ

「初期の頃…ダリになる前は、どうだった?」
K女史のご主人M先生の問いに…。

「いろいろとご活躍のようで…」
パンツスーツ・大きな鞄のK女史は、からかうような笑顔。

生誕100年記念 ダリ回顧展

いつもご多忙のところ、何かと勉強不足のわたしを誘ってくださいます。

ペア使用のオーディオガイド。
ガイドを聞くと、楽しさ数倍。

西山喜久恵さんの明るくさわやかな声が、ダリの濃厚な空気と対照的で、ちょっと噴出したり。

K女史と
あーでもない、こーでもない。
ガラへの深すぎる思い入れに
「ついてけねぇ~」
とツッコミを楽しみながら、じっくりダリを堪能。

今回、一番の衝撃は
ミレーの≪晩鐘≫の古代学的回想(ぜひリンク先をご参照ください)

この作品を前にした時、
「なんで?!こんな朽ちた遺物に…」

わたしにとってミレーの「晩鐘」は、
感謝と祈り→癒される

彼にとっては、
ストレス…かなり重いストレス。

「普通さぁ」とか「みんなも」とか「常識的に」とか
打ち砕かれた気分でした。

「これは…」
K女史が、感心して立ち止まった
ダリのフィルターを通したベラスケスの作品。

「ここまで祭りあげられるガラは、さぞかし献身的な奥さんだったんでしょうね。」
「え”、ぇぇっ?じゃ、その話は後でね。」

センセーショナルな絵柄だなぁ
くらいイメージしかなく
正直、ダリの人気に疑問をもっていました。
今回、初めて実物を

繊細な筆の流れ
奥行きと重さのある構図
なっとくの2時間でした。

天才と天才に愛された女性
織りなす芸術

わたしにしかできない仕事があるはずっ!
楽しい予感の副社長です。
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2006年11月07日 | Comments(8) | Trackback(0) | 美術館

日曜美術館30年展

日曜美術館チケット

影によって表現される
「女」の目
荻原守衛。

こんな方に、出迎えられ…。

初めて、東京藝術大学大学美術館へ。
ぐぐぐっ
お腹がすいたわけじゃありませんよ。
惹き込まれる展示

「今日は、一緒に楽しもうよ」
えらーい先生方は、まるで担任の先生のよう。

「ねぇ、お母さん。いすに座って観たら?」
日曜美術館の抜粋を放映。
ちょっと休憩(笑)
10分
いい長さです。

ぶら下げられた「鮭」
高橋由一。
つやつや 光る皮
白・黒・灰…
でも、銀はない

乾燥しきらない
厚い 生の身

う~ん、いぃ匂いです
指でちぎって、お酒と。
思わず手が伸びる副社長(笑)
K女史、これですねっ。

圧巻!
「雪富士」
横山操。
白黒の世界。

「青い空が見えてくるね。大きな大きな富士だ。そびえたっている。」
と社長。
「…。」
立ち止まって見惚れていると
わたしには、画面全体にうす茜色。(笑)

「淡路島遠望」
藤島武二。
非常に単純に描かれた 中景の海が。
どうしてなんだろう?すばらしい!

対岸の風景の細やかな部分に、神経が注がれているように思う。

「駒ケ岳」
中川一政。
作家さん自身が、山と一体に
というより、山そのものになっている。
描く者の謙虚さでしょうか。
今、まさに山は生きている 絵。

「虫の音」
鏑木清方。

枠の外へ
袂と帯
そして、大きくとった上部の空間

何か もの思うような
涼やかに落とす視線
う、美しい…。

今回は、これですっ!

一筆、そして次のひとふで
「絶対、負けないぞ」
先生が、キャンバスに向ける真剣な まなざし

今日は、本当にいい授業でした。

そうだ、負けないぞっ
とか、ブツブツ副社長です。
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2006年10月06日 | Comments(5) | Trackback(0) | 美術館

選ばれ残りし ひかり

若冲1

「今回の見所のひとつは、」

振り返るK女史の目は、笑っています。
ほっそりとした腕が指差す方に

若冲描く鳳凰…
尾が…えっ、
K女史は、静かに告げました。
「ハートです。」

ガツーン!!!!!
江戸時代の京の絵師、けっこう強いパンチをお持ちです。

入場すると、抱一を見てから若冲へ
「プライスさんは、京都御所で動植綵絵30幅を見たとき男泣きをしたそうです。」
K女史は、そっと教えてくれました。

今回は、そのうちの6幅。

「貝甲図」
漂う水の流れが、ふしぎな気分にさせます。
「この貝…」
K女史の声に耳をすまし、ガラスに張り付きます。

以前、画家さんのアトリエへお邪魔した折
牡丹を描くときのエピソードをうかがいました。

花は、朝がみずみずしい。
その為、あした咲くという時、
自分の背丈よりも高いものも描くため
前の晩から脚立を用意します

明け方、暗いうちから
用意スタート!

上方から、花芯が見えるようスケッチ
葉や枝ぶりも、美しいと感じたものは
それぞれ単品でスケッチ

あとで構図を決めて
当てはめていく

上から見て描いたはずの花は
こちらに顔を向け微笑むのです

若冲さんの貝も、まさか…

「秋塘群雀図」の写真を見ながら
「これは、普通の感性じゃないね。」
すずめが、こんなにたくさん
一気に舞い降りてきたら…怖いでしょうね。

若冲さん、寝る前に観たら、神経が研ぎ澄まされそうです。(笑)

宮内庁三の丸尚蔵館を後にして、東京国立近代美術館へ。
こちらは、後日記事にいたします。

そして、昨日、やっと行ってきました!
プライスコレクション
若冲2

撮影:副社長 チケットを持つ手:社長

社長と名画を観るのは、久しぶり。
作家さん探しやらで、どうしても公募展中心になってしまうのです。

いやぁ~、すばらしい!
ニッポン最高ぉ!

「これ、いいね。これ欲しいなぁ。」
「一幅、いかがですか。」
買い物気分の、社長とわたしです(笑)

丸山応挙の「赤壁図」
湖に映った月が、船上の人を静かに見守っていることを伝えています。

伊年の「芥子薊蓮華草図」
花びらの上部の先の濃い赤。
たらしこみの技法。
「絵の具をたらした後、紙を逆さにしたんじゃないかな…」
社長は、美大の教授を気取っています。

山口素絢の「美人に犬図」
美人さんは、すらりとステキ
極端に描いたなで肩
犬と戯れ、画面の左がわに寄っている彼女
ふわっと舞うたもとが、右へ大きく流れて全体のバランスが。

歩を進めると、パッと目を惹くコーナーへ。
「華」があるんですよね、若冲さん。

六曲一双の屏風。
先日の三の丸の
あの緻密な若冲さんと同じ方ですか?

鶴たちが、踊った筆の先で生きています。
わたしは、今回、これを買いたいと思いました。

いいものに触れて、いいもの菌に感染した副社長です。

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2006年08月09日 | Comments(12) | Trackback(0) | 美術館

K女史曰く「見たいものを、描く」 チカラ

プラド美術館展チケット

「崇高であるべき主題に、絵の雰囲気は、甘美すぎるかもしれない」
(読売新聞4月11日夕刊)
高野清見氏が、ムリーリョの「貝殻の子供たち」について評しています。

なるほど…、そう表現するのか。(苦笑)

10日の土曜日、念願の
「プラド美術館展」
へ、K女史と共に行ってきました。

うまいっ!うますぎる!
と、バカなことを口にするわたし。

どっしりとした、縦横無尽のデッサン力
包容力と品を感じさせる、巧みな構図
そして何よりも、惹きつけてやまない

「光」の表現。
絵は、色。色は光り…なのですね。

完璧です。
この絵、ぜひ、わたしに売らせてくださいませんか?
あなたが、誰も知らない
わたしの発掘した画家さんであったなら!

夢と現が行ったり来たりの副社長です。
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2006年06月13日 | Comments(21) | Trackback(0) | 美術館

示現会画集

先日、わたしは初めて示現会展を観ました。
息をのむ迫力。

歩を進めるたびに
1点1点、
「これが、示現会でございます」
と、聞こえてくるような凛とした作品ばかりでした。

社長が、お客様にお買い上げいただいている商品の80パーセント以上は、風景画です。
その為、公募展等に足を運ぶ際、
いつも社長は、風景画を中心に観ているようです。
ただ、今回の示現会展は、違いました。

「いいよね…。」

社長は、立ち止ります。
人物画の前で何度も。
「なんでだろうね、不思議だなぁ」
と、つぶやいていました。

帰りに画集を買いたい旨を、受付の方に伝えると
ありがとうございます、今年は作っていないのです。
来年、60回展として発刊します。
と教えてくださいました。

事務所へ、電話にて問い合わせたところ、前回発刊した55回展の画集がわずかにあるとのこと。
東京都北区 示現会事務所へ、行ってきました。
示現会事務所
撮影:副社長
腕:社長

示現会画集

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2006年06月07日 | Comments(3) | Trackback(0) | 美術館
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